個別指導塾はどういう授業形式で行われる？

個別指導塾はどういう授業形式で行われる？

集団指導塾が5名〜数10名の指導を行うのに対し、個別指導塾ではそれよりも少ない生徒に授業を展開する形式です。
1つの教室で行うのではなく、教室をパーティションやブースで仕切って、生徒と講師が間近でコミュニケーションを取りつつ進めるのが基本になります。
一度に指導する生徒の人数は個別指導塾によって異なり、1対1のマンツーマンレッスンに加え、2〜3名の生徒を巡回しながら指導するところもあります。
複数の生徒を同時に教える塾の場合、授業をみっちりと行うのではなく、演習問題を解く時間や自習時間を間に挟み、順番に講師が見回る方法が採用されます。
なお、個別指導塾では講師は現役の大学生がアルバイトとして行う例が一般的です。
当然ですが、個別指導塾では1対1の形式が最も成果が出やすく、苦手科目や苦手分野を集中的に学び、短期で定期テストの得点を伸ばしたり、志望校への合格を目指すには最適です。
複数人の指導をまとめて行うところでは、あくまで学習習慣を身につける目的や、学校の授業で理解できなかった部分を補う目的で利用するのが相応しいと言えます。

一人ひとりのニーズにマッチした個別指導塾の受講プラン

地域密着型の個別指導塾の最大の強みとしては、一人一人のニーズに合わせて最適な指導を受けられることが挙げられます。
しかし様々なタイプの個別指導塾があるので、入学を検討する場合の情報収集が不可欠です。
保護者の口コミを活用する人も多いですが、説明会などに参加する方法もあります。
また塾で効率よく学習を進めるためには、最初に面談を受けてカリキュラムを構築することが重要です。
特に苦手科目があるときには、基本からやり直すのがポイントです。
学力に合わせてテキストやプリントを用意してくれるので、短時間の受講でも大きな学習効果が得られます。
一方で高校入試が近い場合には、受験に向けて出題傾向にマッチした指導を受けることも可能です。
講師を指名できる塾を活用すると、難易度の高い高校の受験に向けた準備も進めやすくなります。
過去の入試問題を活用して解き方を何度も再確認すると、合格に必要な得点力も早期に確保できるようになります。